不成就日(ふじょうじゅび)が
話題になっています。
10月5日の「マツコ&有吉の怒り新党」
テレビ朝日で取り上げられたことがきっかけです。
不成就日が大安(たいあん)と重なった日は
地鎮祭や棟上げはやってもよいのか、
戸惑ってしまいますよね。
そこでオバサマ、
不成就日や大安について調べてみました。

不成就日(ふじょうじゅび)とは?起源も
不成就日とは「何事も成就しない日」。
起源は江戸時代の神道の神官が作ったものです。
会津若松の諏訪(すわ)神社の神官が会津暦で用いたのが発祥。
幕府公認ではなく、民間だけに使われて、
全国的に浸透していったようです。
大安(たいあん)とは?起源も
大安とは、結婚式、旅行、引っ越しなどに良いされている日で、
六曜(ろくよう)という中国からやって来た占いが元。
時刻の吉凶を占っていました。
14世紀頃(鎌倉時代から室町時代にかけて)日本に伝わったそうです。
江戸時代頃に日の吉凶を占うために使われ始めたそうです。
地鎮祭(じちんさい)とは
地鎮祭です(^^ゞ
出逢いから数年後しの着工となります。 pic.twitter.com/fMma7F6jHY— GALLERY空 (@KUU_STYLE) 2016年9月25日
土地の神様に
土地を使わせてもらう許しを得る儀式。
社会的・人間的には
土地は買った人が持ち主となりますが、
神様の世界ではこの世のすべては
神様のものというか、
神様そのものなのです。
仏教式のものは
地鎮法(じちんほう)と呼ばれています。
棟上げ(むねあげ)とは
今日は棟上げ式やった(^^)/
天気に恵まれてよかったo(^-^) pic.twitter.com/PznBauvkZ3— 藤森優也 (@yuya_civi) 2016年3月30日
建物の骨組みが出来た時に
棟木を上げる儀式を棟上げ式という。
棟木は、屋根の一番高い所に
水平にかけられる。
建物の完成後の無事を
末永く願う意味もある。
仏教様式の棟上げ式もあります。
不成就日と大安が重なった日の地鎮祭はどうするかの結論
神道の神主さんに地鎮祭をお願いする時は
大安は中国起源なので、
不成就日を避ければ良いでしょう。
さらに言えば、
不成就日さえ、気にしなくてもいいと思います。
なぜなら、
不成就日は、江戸時代が起源で
会津若松の神官が始めたことで、
会津暦に使われただけなので
気にしなくてもいいでしょう。
どうしてもお日柄が気になるなら、
日本人は仏教徒が多いので、
仏教式の地鎮祭をしたらどうでしょうか。
仏式の場合、
不成就日も大安も関係ないですから。
棟上げ式も地鎮祭と同じですね。
どうしてもお日柄が気になる人で、
家の宗教が仏教なら
仏式でやったらいいでしょう。