第60話は昭和23年(1948年)の話。キアリスの子供服やら、お弁当箱セットが完売して、すみれたちは当時のお金で12万円という信じられない売上を達成します。

そして今回、武くんが明美になにやら熱い思いを伝えました。武くんの年齢を知って驚き!詳しくはあらすじに書きましたのでお読みください。

すみれの成功とは反対に、夫の紀夫くんの方はハプニングがありました。これもあらすじの方で紹介しています。

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べっぴんさん大急百貨店のキアリス売上12万円は現代のいくらに?

昭和23年の消費者物価指数から今日の価値に計算してみました。

およそ115万円となります。

10日間で115万円売り上げたのですね。

これは大急百貨店始まって以来の最高売上だったんですよー。

最初の2日間、全く売れなかったので実質8日間の売上が115万円ということになります。

1日14万円余りの売上ですね。

キアリス、ようやった!(関西弁風に)笑


第60話あらすじは?

主に大急百貨店の最後の3日間の話です。

大急百貨店のショーケース

前回59話の終わりに、キアリスのショーケース2つが売れ行き好調でガラガラ。

そこですみれの発案で在庫を1つのショーケースにまとめることに。

もう1つのショーケースを隅に移動している時、社長の大島が登場。


すみれと明美は社長室に呼ばれ、ショーケースを引っ込めるのではなく、商品を増やしたらどうかと提案されます。

出店の意義について、大島は、ここに出店したからこそ、出会うはずがなかったお客さまと商品との出会いがある。とても素敵なことじゃないか。黙って過ぎても3日、懸命に過ぎても3日やないか。と説得します。

その言葉にすみれは心をはっとしたようでした。キアリスの店に帰ったすみれと明美は、良子と君枝に相談し、あと3日、出来る限りのことをやることになります。

君枝の家の2階で子供服作りを手伝ってくれている商店街の主婦4人に伝えると、徹夜になるが、楽しそう、誰かのために何かを作るって楽しいと快諾。

7日めの夜から9日目夜までずっと君枝の家のアトリエで作業が始まりました。

「お客さんに対する思い」と「ほんのちょっぴり芽生えた商売人としてのプライド」が子供服作りを支えていたのです。


10日目最終日が終了。ショーケースは空に。完売!


キアリス店内で「最後の一仕事や」と言ってソロバンをはじく明美。

じっと見守る4人。

全部の売上が12万円(115万円)!と明美。驚くメンバーたち。

思わず、「そんなに!?」という声が。

「でも始めの目標って?」と良子、

「4万よ!」とすみれ。

「3倍も・・・」と君枝。

「ハ~~。早う主人に言いたいわ」と良子。

「私も主人に話したい!あんなにさんざんバカにして」と君枝。

「びっくりするよね」と良子。

「鳩が豆鉄砲を食うた顔になりますね。」と武。

全員、信じられないが嬉しくってたまらないとい気持ちで盛り上がっています。

男会の飲み屋

君枝の夫 昭一と良子の夫 勝二(かつじ)、すみれの夫 紀夫がいつものように飲んでいます。二人は紀夫が少しお酒を飲めるようになったというと、少しだけですけどと照れくさそうに答える紀夫。

女房たちの売上が大急百貨店始まって以来の売上だったという話が出たが、昭一と勝二の反応はイマイチ。そこへ女房たちと明美と武がやってきます。

驚く三人。「ここは男の聖地だ」と勝二。紀夫はご苦労だったと労をねぎらい、すみれたちが自分たちの力で頑張ったことを認めます。「大したもんや」と勝二。「かっこええなぁ」と君枝に向って言った昭一に喜ぶ君枝。

「みんなで乾杯やな」と紀夫がいうと、早速店の人がすみれたちのお酒を用意して持ってきました。それを機に明美はそっと店を後にし、一人さっさと家路に着きます。

明美と武

明美を追う武。明美を呼び止めた武に「夫婦の会になったので遠慮した、人のノロケ話聞くより今は寝たい」と答えます。

それを聞いた武は明美への想いを告白します!

「わしが一人前になるまで待っちょってくれませんか。」

「わし、じき一人前になっち、明美さんを幸せにしたいんです!」


明美は「突然なに言い出すんや。いくつ違う思うてんの?」と驚きながらも冷静。

「年なんち、関係ねえじゃろ」

「わしは明美さんのことが好きなんじゃ」


オー、熱い男だね、武さんは。若さゆえの情熱?

しかし、武さんっていったいいくのなの?

あ~、今わかりました。武くんは15歳!

ワ~、ショック!まだ少年じゃん!


「明美さんを幸せにしたいんじゃ。一緒にあったかい家庭を作りたいんじゃ」

武の顔をじっと見つめる明美。

「武ちゃん、ありがとう。あ~、うれしい!」と満面の笑顔に。

・・・・・

「おやすみ。また明日な」そう爽やかに言って、明美はくるりときびすを返し、家路に。

去って行く明美をじっと見つめる武。


下宿先の麻屋さんに入った明美は戸を閉めると、下を向いてしばらくたたずんでいます。

これはどういう意味? 武ちゃんの告白でその気が全く無いので気が重くなったってこと???

10歳くらい下の少年に愛を告白されたんですからねぇ。困っちゃいますよね。


明美のようにしっかりした職業婦人は当時良いお相手が見つかりにくかったのでしょうか。

だれかお見合いの世話をしないのですかね?!

明美はなかなか美人だし、その気になればしっかりした旦那さんが見つかると思いますが。


君枝の家

良子と勝二も一緒に君枝と昭一の家に。息子の龍一を君枝の姑 琴子に預かってもらっていたのです。

龍一はちょうど健太郎と眠りについたところでした。

暴れん坊の龍一が迷惑をかけたのではないかと心配した良子と勝二でしたが、琴子から「ええ子よ」と心の底から褒める言葉を聞き、喜ぶ二人。

男の子だから、育てるのは大変だけど、おとなになったら、それもいい思い出になると琴子にいわれ、なるほどなぁという顔をする二人。

龍一と健太郎は1つのベッドで仲良く眠っています。息子を愛おしそうに見つめる君枝と良子。良子はうれしそうに龍一の頭をなでます。

坂東営業部が大急百貨店で開催する洋裁教室

紀夫が翌日の「大人のための洋裁教室」の入学式の式辞を夜遅く机に向かって準備しています。

当日、期待に胸をふくらませたたくさんの受講生が会場に入りました。

紀夫は緊張でこちことになっています。

そして、いよいよ紀夫が式辞を述べることになり、受講生の前に立つと・・・

なんと緊張のあまり、紀夫は倒れてしまったのです!

キアリスの店

以前孫のためにと子供服を購入した和服の婦人が再びキアリスを訪れます。

婦人は夫を連れて来たと言い、すみれたちの前に現れたのは、なんと大急百貨店社長大島だったのです。

大島は話があってきたといいます。その話とは「大急百貨店にキアリスの支店を出さないか」。驚くキアリスの面々。

(来週に続く)

感想

すみれたちの良いものを子供に着せたいという思いがここまで発展するなんて、驚きです。

時代のニーズに合っていたということと、出会いが切り拓いていった成果ですね。


大急百貨店でのキアリス支店はどうなるのでしょうか。

この話を受けるとなると、販売員が必要ですよね。

悦子が正式に販売員になるのでしょうか。


明美と武の二人の将来はどうなるのでしょうか。

武が一人前になるまでって???どのくらい、かかるの?

それまで明美は待つのかしら。

そもそも明美はいくつなんでしょう?

すみれたち3人より、2、3才上のようですが、25か26歳?


紀夫はいよいよ客商売は向かないというのがわかりましたが、どうなるのでしょうか。

経理専属に本人はなりたいと思っているのですが、潔がいろいろ経験させたいと思っているので・・

向かないことをしなくちゃいけないことほど、苦痛なことはありませんよね。


来週のべっぴんさん、楽しみにしています。